風は明日の方角から lmaginator 來田 淳blog

カテゴリ: お客さん

楽しんでるなあ! 日本中の秘湯野天湯を満喫する佐々木さん。こういう写真を見せられるとまたウズウズしてくる。
でも何処へ行くのもひとりなのに、温泉に浸かって手放しでどうやってドローンを操縦しているのか、これは不思議。今度京都に帰ってきたら聞いてみよう。ワシも使いたい。

吉田正仁さんや佐々木さんなど、こういう根性のある若いチャレンジャーを応援するのが腰痛持ちの僕の趣味のひとつでもある。時々彼らに自己を投影しながら幽体離脱して楽しんでいる。
僕がこの技術を身につけるきっかけとなったのは仁左衛門の湯で、その時躾の悪い子供達が湯船で騒いでは露天風呂の岩を登ってフィールドアスレチンコしていたので、親がいるので注意するのも憚られ、その時イライラを解消しようとして思いついたのが、遊び呆けて騒いでいる子供に憑依することだった。それをした瞬間、イライラは消えてその子らを眺めながらニコニコ湯に浸ることができた。それには全く時間がかからなかった。
以後、その技術の展開形を日々模索している。

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寝相は良いそうだが、夢見はどんなものか…

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茶室を囲炉裏部屋に改造した小部屋の4人掛けの席で、元九州フォトライブラリーの富谷さん御夫妻とたっぷり3時間余り旧交を温める。
会社から歩3分のこのお店は、もうすっかりうちの宴会部屋。さらに此処から歩2分でホテルユニオン京都烏丸御池があり、歩3分でハートンホテル京都があり、と便利な立地。
人気の囲炉裏の小部屋はだいぶ前から予約が必要ですが、お気軽にいつでもおこしやす! 

残念ながら見送りには行けなかったけれど、昨朝佐々木規雄さん桂川(五条堰堤下)を出発。その日45km漕いで大阪へ。写真を送って来てくれていたが、寒いらしい。

今朝明け方、彼から聞いていた岡山の工業地帯の、何キロも続く這い上がれない高さの岸壁の夢を見た。実際のはどうか分からないが、水面から5m以上の垂直のコンクリート壁が真正面に見え、それが延々と水平線に繋がっていて果てが水煙に消え入り、とてもファンタジックで美しく、そして殺人的な風景だった。
夢は無音だが、垂直の岸壁に打ちつける波の音まで感じるような夢だった。



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本州側より、淡路島西岸を南下して四国に渡り、四国側を西進してはどうかと提案したが飲料水などの補給の問題でそれは難しく、やはり本州側を行くことになったらしい。 呉々もお気をつけて。

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考えてみるとこの部屋って、広い駐車場もあるし色々冒険の準備するには理想的な環境だのう。

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と言っても準備しているのは僕ではない。週始めの月曜日、今日は仕事ばかりでネタがないなあと思っていたら、御隆荘の客室兼事務所棟に来ている冒険家の佐々木規雄さんから写真が届いた。寝床は快適らしい。

彼は1ヶ月ほど北アルプスで過ごす予定だったのが天候不順のため、山を海に変えて、SUPで西京の桂川から大阪湾に出て、それから何百キロも先の九州を目指して瀬戸内海を行けるところまで行くことにしたという。今日の昼に電話をもらった。
11月の10日頃からまた冒険の資金稼ぎのための重労働が始まるので、行けるところまで行くというのは約1ヶ月余りの計画。 さて何処まで行けるだろう。

彼はこの前は真冬の知床半島のSUP単独行で流氷の海に落ちて九死に一生を得たばかり。まあ、今回は流氷は無いにせよ、瀬戸内海は大型船の往来が多くて下手すると引き波を受けてヤバいらしい。海上自衛隊でレスキュー隊にいた彼のことだから今回も死にはしないと思うが、くれぐれも気をつけて行ってらっしゃい!無事に帰って来たら一杯やりましょう!と言いたいところだが、彼はストイックな役行者で酒もタバコもやらない人。


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(佐々木さんのfacebook頁より)

「第7回筆文字で伝えたいことば大賞」の奈良・京都での、「あかしや賞」「NISSHA財団賞」「アートバンク賞」の審査を終えられたお二人とお疲れ様の飲み会。久木田さん佐伯さんらと飲むのはちょうど1年ぶり。今日はうちの会社に近い「串くら本店」で飲み始めたのはいいが、3人とものってしまい、ラストオーダーですと言われて、おっまだ時短かと思ったらもう10時、午後5時の開店から5時間経っていた。

久木田さんから手土産に、次に出る書籍の原稿4頁分頼まれてしまった。締め切り迄1ヶ月足らず、カタい真面目な文章1,200字、ちょっと気が重いぜ!

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車中泊にはちょっと狭いジムニーシエラだが、運転席側に頭を置いたら右足がフルに伸ばせることに気付いた。左足もそこそこ伸ばせてずいぶん快適になった。ムートンは春夏秋冬家でも広い短毛のを使っており、夏場も意外と気持ちがいい。

そのあと、奥さんが朝早くから起きて作ってくれた手料理を、中村さんお薦めの米パンに載せて頂く。正直言って焼いてない米パンは超苦手なのだが、一切れはお薦め通りに生で良く噛んで頂き、やはり苦手なので後は濃いめに焼いて頂く。オートタイマーで電気が切れない、旧式の炊飯器で1週間かけて作った黒ニンニクもなかなか美味しかった。

帰路、なかなか詩情豊かないい写真を撮る吉田さんに、絵画の腕を磨くよう再度勧める。きっといい絵が描けるようになるに違いない。
市井の一市民が一から勉強して腕を磨いて画家になり、絵で食っていくなどというのは至難の業だが、彼にはストーリーがある。
そして数年後に良い作品を生み出せるようになれば、うちの会社で仕入れさせて頂こう。アートバンク絵画部門を新設だ。彼が旅をして絵を描きそしてまた旅に出られるようになれば、最高のパターンだと思う。

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今日は、リヤカー引いて世界一周の吉田さんのリクエストで、山岳会の長老で神主である京北細野町余野に住む中村重行さんを訪ねる。 中村さんは例によって「右翼です」と自己紹介。 今日はいつもなら梅雨が明ける祇園祭の山鉾巡行の日だが、まだ天候はイマイチで着いた時は少し雨が残っていた。でも夜半には上弦の月が雲間から顔を見せる。
鹿肉のバーベキューで中村さんと吉田さんの冒険談を満喫し、僕はお先に9時過ぎに車に寝に行く。二人は11時過ぎまで話し込んでいたようだ。

午後から滋賀の榊原夫妻宅へ。日頃facebookではよくやり取りしていても、考えてみるともう10年前後会っていなかったのか、見るとずいぶん歳をとっていい顔になっていた。
自営業の傍ら、今も現役でヨットを教えに行ったりしているらしい。酒も煙草もやるが早寝早起きに1日2食の少食が良いようだ。好きなことして琵琶湖が見える広い家で、学生時代からの付き合いの奥さんと、犬と3人の悠々自適の生活。堅実に勤め上げた企業を定年前に辞めて独立自営。あまり人に頭を下げん奴なのに、ましてこんな歳で商売始めて大丈夫か?と正直言って心配もしていたのだが、やりよったなあ!
お互い元気にいきましょ!またうちへもお越しやす!

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